すぽんじのこころでつぶやく 2022年7月上旬

1 一緒に見る人がいるとなまら学びが深いな。まして郡司さんだもの。こりゃ最高だ。

 

2 オオジシギの声が聴こえる。湿った夜。

 

3 子どもたちに良い笑顔を見せられるように。ユーモアがちゃんと教室にありますように。

 

4 それにしても飛行機が高いよ。高度じゃなくて価格ね。

 

5 今日は父をホームから神居の家に連れて行った。黒の背広と母の写真を選び出して持っていくのだという。オンボロのこの家のこれ以上の維持は難しかろう。東京と北海道との行き来は、時に魂を失い続けるような生活だと思う。じいっとこの国がどれほど愚かであるかを見ている。

 

6 7月分の旅程のチケットと宿泊先を全て押さえた。しかし・・・ほんと飛行機が高い。頭が痛い。ここまでできる限りばん走の費用を抑えてきたのだけれど、次年度はそれなりの額をいただくしかないかも知れないな・・・。

 

7 子育ての一番の失敗を挙げるとすると、サンタさんの他に父もクリスマスプレゼントを贈るシステムにしてしまったこと。娘は思いのほか素直に育ってしまったために・・・今は娘がサンタクロース制度についての理解を早めに深めてくれることを祈るのみである。

 

8 さて、ゴミをまとめよう。ゴミを出そう。

 

9 「隣国と対話」か「防衛装備充実」かという問い立てで「選択」を迫るという二項対立的構図自体がやっぱり粗雑過ぎるよね。。。

 

10 ゴミ出しして思うのだが、学校から出てくるプリント多すぎだよな。うちの娘のように整頓の苦手な子には周囲の対応次第で地獄絵図だな。

 

11 6月の実績は、

研修センター1

小学校8校

中高3校。

多分、授業観察数は28時間。

僕が授業した時間数は12時間。

校内研修・リフレクション参画が10時間(本)だと思います。

この他に自前の研修が5本。

 

12 一年ぶりの共立日和は、また素晴らしかった。

 

13 もっとやさしいことば、やわらかいことばで語りたい。専門家にしかわからないことばではなく、勉強する余裕のある人にだけわかることばではなく。

 

14 変わりたくないのだと思っていたが、多分違っていたな。諦めているんだな。そう捉え直すと対処が全く違ってくる。多分ぼくが何年も何年もかけて取り組んでいることも、少なくとも方向は概ね合っているんだと思う。

 

15 梅雨がしっかりないと蝉が鳴けないのだという話を聴いた。その話を聴きながらぼくはエゾハルゼミのことを考えていた。彼はエゾ梅雨が現実的になってきた今、梅雨があると鳴けなくなるのかも知れないね。

 

16 今夜の1on1キャンセルの連絡がお一人ありました。相方の新卒さんが学校に来れなくなってしまった、と。つらい。ぼくが見聞きしているこの光景をぼくも受け止め続けられるのだろうか。

 

17 人間を育てる場所がこんな風になっていいはずがないだろう。人間だよ。人材なんかじゃない。

 

18 今日は、色々重たい仕事である。時にぼくの仕事では、自分の仕事を深い問い返しと再構築をベースに歩き直すことが求められることもある。ここは、ぼくが責任を持ってばん走しなくてはならないところだ。

 

19 ぼくは若い頃自分のカナリヤを探していたんだと思う。だが今ぼくは誰かのカナリヤになれればと思っているんだ。

 

20 多様性とはまた、何も指差していない言葉だ。

 

21 OEK&スダーン、三浦。三浦さんのラヴェルは素晴らしかった。詩的で瑞々しい。繊細。こわれものに大切に触れるような気持ちになる。一曲目のフォーレペレアスとメリザンドで好演だった金管木管は、一転、三浦のピアノの邪魔になってしまったなあ。後半はシューマン2。スダーンの解釈を楽しみたい。シューマン2会心の名演でした。2楽章後、スダーンが自ら第一ヴァイオリンに拍手を! 金管木管は席の問題もあったのかな。。。それにしてもスダーン、素晴らしいな。オケを鼓舞し、豊かに歌い。4楽章は楽譜をめくるのも指揮の一部のようだった。アンコールはなんとトロイメライ

 

22 意見表明を相互監視する状況はなんとかならんのかな。この数日は、要するに自分の陣営への忠誠を確認しようとするかのような感じが、とことんやりきれないな。

 

23 雑感。私は大学卒業までプロテスタント信徒として生活していて、大学の聖書研究会などにもしっかり関わっていた。統一教会原理研の問題は当時からキリスト教コミュニティにとっても深刻な問題だった。

 

24 明日のためのメモを一つ書き残しておこう。上條晴夫さんの監修の形で2007年春にぼくは『クラスに安心感が生まれるペア・グループ学習―授業成立の基礎技術』を仲間とまとめた。この本にはなんと協同学習のことが一つも書かれていない。当時ぼくはすでに『学習の輪』も読んでいた。しかし依頼を受けたペア・グループ学習というテーマと協同学習とはぼくの中でまるで結びついていなかったのである、恥ずかしいことに。ぼくはこの本の中でペア・グループ学習の成立要件をまとめている。それは一人きりで自分の実践だけを頼りに手繰り寄せたものとしてはなかなかのものだと思う。だが、もちろん協同学習の知識と、自分が取り組んできたペア・グループ学習の実践とがちゃんと結びついていれば、もっとずうっと向こうのことがきっと書けたのである。おそらくこの本を読んで、創価大学の関田先生がぼくの授業づくりネットワークでの講座にいらした。名刺を交換したのだが、ぼくは、彼が日本における協同学習のオーソリティの一人であるとまるでわかっていなかった。無知というのは、恐ろしく強く愚かなものである。わずか15年前まで、ぼくはそのくらい無知に自分の実践を振り回していた。おそらくは、今もそんな風にして無知ゆえに振り回しているものがたくさんあるのだろう。

 

25 明日は久しぶりの本務校だ。各教室で、ぼくは投票してきたよ、これまで一度も欠かしたことはないよ、と話すだろう。

 

26 担任の機能と専科の機能とは、そりゃあ無論違っている。専科は教科担当者として入る以上、信頼を得るためには教科の専門性からは逃れられない。担任には教科指導においても、教科の専門性以外の要素が機能してるはずでしょ?

 

27 夜汽車が好きだ。新幹線でも多少は夜汽車気分になる、陽が落ちて、ドヴォルザークあたりの音楽があると。

 

28 自分にできるところで、やる。他人任せにはしないが、半径3メートルをたくさん創る。そのために一所懸命動く。

 

29 「苦しい自治体、力ないお金ない人いない自治体からやっつけられていくんだな。」

ここにずうっといる人たちが続けられる制度設計になのか。結局個人持ちになることも見越して、その際のセーフティネットのことは、最初からずうっと言い続けてきたのだが、そこは結局何もしてもらえなかったな。

 

30 今日は残念な授業の連続。全てぼくの問題だな。

 

31 そうか国語をやろ。苦手なことを一所懸命やらなくていいよね。アセスメントも不十分になるだけだし。こんなことに長く気づかなかった。ダメ親だな。

 

32 最近朝大量のスパムメールが届くのだが、そのメールのほとんどは英語のものである。日本語で届くスパムメールはほぼ型通りの文章だが英語を読めないぼくにも英語のスパムメールは日本語のそれよりずっと多様に見える 笑 まあこういう時英語が読めなくてよかったなあと思うよ。英語圏の人は大変だ。

 

33 5年前まで足の指先の痺れに悩まされていた。ちょうど不整脈がひどかった時期と重なる。心臓は要だ。この夏は上手に休まねばならないと身体が教えてくれている。学校に半分復帰したら、やはり不整脈が出てきたってことね。