2022-01-01から1年間の記事一覧

すぽんじのこころでつぶやく 2022年9月上旬

1 藤川真弓。素晴らしいモーツァルトの協奏曲集。 2 大原、か。胸がギューっとなる響。ぼうっとしていたらいすみ鉄道に乗り損なってしまった。 3 いすみ市。そして茂原市での仕事が終わった。若い友人の奮闘を間近に見ることができて本当によかった。 4 ノラ…

最近読んだ本から その46

この夏はまるで本が読めなかった。いくつか持ち歩いていた本も、途中から全然読めなくなった。8月は児童書を入れても10冊を下回る有様だった。書くのもつらかった。今もそれら全ては改善されていない。 ・青山新吾『エピソード語りで見えてくるインクルー…

アートを旅する 2022年8月下旬

第69回写真道展 名寄市民文化会館エンレイホールで。巡回展がきているとは知らずたまたま見た。丁寧には見ることができなかったが、なんというか、写真もまた良いものとそうでないものとは、実は比較的容易に区別がつくなあと思う。無論被写体へのぼく自身の…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年8月下旬

1 少し前から、平河エリさんのLGBTQに関する一連のtweetとそれに対する反応を丁寧に読んでいる。困ったなあと思うのは、様々な立場乱れ飛ぶ中で、初めて聴く用語、耳にしてはいるが微妙な違いやニュアンスが理解できない漢語、外来語が、頻出することだ。ぼ…

アートを旅する 2022年8月上旬

帰ってきた木田金次郎(木田金次郎美術館) 没後60年。岩内の町にやってきて金次郎の作品に触れた人たちの幾人かは、様々ないきさつによって自分の手元にやってきた作品をここに寄贈する決心をしていく。金次郎は東京も知っている。そしてそこから地元へと戻…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年8月上旬

1 そうだな、ぼくにも長いこと風が吹いていない。 2 奥尻から採水したボトル。ありがたくいただいて眠る、どこの水でもいいぼくの体は大雑把で、凡庸だ。ぼくらが汲んで行った水をちゃんと断って、田中信昭先生はこれが合うのですと言って、鞄の中からヴォル…

8月ー9月の講座の申し込みを開始しました(札幌、阪急園田、名寄、国立2回、千葉・茂原、横浜・あざみ野、大宮、市川・本八幡、徳島、甲府)

8月と9月は、授業づくりネットワークの最新号を読む会、活動中心の国語授業を体験する会、今年度取り組む作家の時間の様子をお話する会、そして古い友人4名を招いてのミニ講座+座談会形式の会など盛りだくさんです。札幌、阪急園田、名寄、稚内、国立2…

メールマガジン”放課後〜小泉周二の詩と散文〜ご存じですか?

詩”水平線”が教科書に掲載され、広く知られている詩人小泉さん。長くメールマガジンを発行されています。視力がほぼ無くなった後も、支援する方が発行を続けていて、これは、本当に気持ちが明るくなることの多いメールマガジンです。メールマガジンはもう限…

アートを旅する 2022年7月下旬

○大阪交響楽団定期演奏会 コンマス森下幸路さん、指揮ガブリエル・フェルツ。 前半は、ブラームスの悲劇的序曲と二重協奏曲(白井圭と門脇大樹)。なんというかものすごい田舎臭い! こういうの好き。感激! 実に温かい。ソロの二人の水準、ことに白井さんはや…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年7月下旬

1 名寄線。永山まではビロードモウズイカ。あんなにたくさんあったオオハンゴンソウはずいぶん減ってしまったように思う。 2 リベラルのリベラル同士の攻撃し合いは既視感満点だと思っている。それはかつての新左翼の内ゲバのようだ。市民的支持の減退と内部…

最近読んだ本から その45

とにかく本が読めなかった。余裕のない時に本が読める人はすごい。読書力の地力が違うのだと思う。堀裕嗣さんに誘われて『THE 読書術』という本を以前に書いた。これはなかなか良い本だったが全然売れなかったものと思うが、ぼく以外の名うての読書家の読書…

8月の講座(札幌、阪急園田、名寄、稚内、国立)の申し込みを開始しました。

8月は、授業づくりネットワークの最新号を読む会、活動中心の国語授業を体験する会、今年度取り組む作家の時間の様子をお話する会、そして古い友人4名を招いてのミニ講座+座談会形式の会など盛りだくさんです。なお、作家の時間の様子をお話しする会につ…

アートを旅する 2022年7月上旬

●エコミュージアムおさしまセンター アトリエ3モア 砂澤ビッキに会いに行ってきた。やがて朽ちていくものを、朽ちていくプロセスごと見るということ。若いアーティスト川村未紗さんの個展も開催されていて、非常に目を引く人物がであった。何というのだろう…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年7月上旬

1 一緒に見る人がいるとなまら学びが深いな。まして郡司さんだもの。こりゃ最高だ。 2 オオジシギの声が聴こえる。湿った夜。 3 子どもたちに良い笑顔を見せられるように。ユーモアがちゃんと教室にありますように。 4 それにしても飛行機が高いよ。高度じゃ…

授業づくりネットワークNO.42(通巻350号)「学校にプレイフルを取り戻す」

授業づくりネットワーク最新刊が出来ました。 アマゾンからも間も無く発送できます。 今号は理事と熟慮の上、特別活動に絞り込んでいたテーマ案を一度ゼロベースに戻して議論し、「プレイフル」をキーワードに学校の豊かさを取り戻すための提案を集めようと…

アートを旅する(2022年6月)

・フェルメールと17世紀オランダ絵画展&羽生輝展(北海道立近代美術館) ぼくも絵が描けたらなあ。たった一枚展示されていたフェルメールの絵はたしかに素晴らしかった。でも同時開催の静かな会場で見た羽生輝に心を鷲掴みされる。焦点の合わせようがない…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年6月下旬

1 博多。今日は30度なのか。 今日は終日初めての学校。1日教室を見せていただけるのだが、放課後は会議・・・。リフレクションの時間は最大取れて20分しかないのだという・・・。 2 愛用のリュックを博多にも連れてきた。ぼくと一緒に数え切れない現場…

2022年度講座予定最新(6/27)

この通りにまわれるかどうかわかりませんが、コロナ下でも予定の半分以上は実施できたので、次年度は完遂したいと思っています。全て自前で会場も押さえ、少人数で開催します。直接話ができ、何かが手渡せそうなサイズの研修会しか行いません。引き続きオン…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年6月上旬

1 先週から今週もまた色々なことが聞こえてきた。この時期、方々の学校で若い教職員の不安がしみ出してくるようだ。カリキュラム通りに、、、教科書を終えなければ、、、子どもたちの実態(アセスメント)に基盤を置かない授業があり得ないことはみんな知って…

2022年度学校ばん走の現況です(6/5現在)

月曜日から水曜日まで当初の予定通り横浜の公立小学校に入っています。we誌の最新刊にまとめて書きましたが、高学年の国語専科、そして特別支援も一部担当しています。ぼくが暮らしているところからは少し遠いですが頑張って通います。 そういうわけでばん走…

最近読んだ本から その44

もちろん本はたくさん読んでいるのだが、ここで紹介する余力がない。ぼくは、複数冊の本を同時進行で読み、メインの力を入れないと読めない本と少しライトな本とを組み合わせる。5月もいつものようにそうしていたのだが、ライトと見越して読み始めた本が全…

アートを旅する 2022年5月

ヒラマ画廊収蔵品展(ジュンク堂旭川展ギャラリー) 老舗の画廊が「収蔵する」と決める作品ってどんな基準があるのだろう。旭川にゆかりの深い作家たちの小品がたくさん展示されていジュンク堂旭川のスペースを総覧しながら、そんなことを思う。盛本さんに出…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年5月下旬

1 義父が亡くなりました。色々連絡滞ると思いますがお許しを。 2 それにしても、死ぬのにもお金がかかる。葬儀屋さんばかりがどんどん儲かる時代か。 3 そうっと目を閉じて、見なかったことにしたい、そんなことばかりだ。 4 ぼくの一番大切にしたい役割は、…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年5月下旬

1 義父が亡くなりました。色々連絡滞ると思いますがお許しを。 2 それにしても、死ぬのにもお金がかかる。葬儀屋さんばかりがどんどん儲かる時代か。 3 そうっと目を閉じて、見なかったことにしたい、そんなことばかりだ。 4 ぼくの一番大切にしたい役割は、…

2022年度講座予定最新(6/14更新)

この通りにまわれるかどうかわかりませんが、コロナ下でも予定の半分以上は実施できたので、次年度は完遂したいと思っています。全て自前で会場も押さえ、少人数で開催します。直接話ができ、何かが手渡せそうなサイズの研修会しか行いません。引き続きオン…

2022年度学校ばん走予定です(5/27付)

2021年11月に次年度の方向・内容について下記にまとめました。 さて、それで、具体的なことが決まってきましたので、お知らせします。 まず月曜日から水曜日に入る小学校は横浜の公立小学校。ぼくが暮らしているところからは少し遠いですが頑張って通…

風越学園の”かぜのーと”に書きました

今年は、井上太智さんのばん走をしています。風越学園の研修などに呼ばれているわけではないのですが、せっかくだから書いてね、と職員の方に言われてしまいました。 ピントのずれた見方かも知れませんが、書き残しました。

すぽんじのこころでつぶやく 2022年5月上旬

1 今朝もペレーニのハイドン。オケもいい。往年のヴァルハル&スロヴァキア室内管やソフィアゾリステンなどある時期の東欧の室内オケが持っていたおくゆかしさとふくよかさとがここにはある。 2 その方法ではない。 3 昨夜古い友人から連絡があった。また一人…

2022年講座予定最新(5/5更新)

この通りにまわれるかどうかわかりませんが、コロナ下でも予定の半分以上は実施できたので、次年度は完遂したいと思っています。全て自前で会場も押さえ、少人数で開催します。直接話ができ、何かが手渡せそうなサイズの研修会しか行いません。引き続きオン…

最近読んだ本から その43

いろんな本を読んでいるが、なんと言ってもここしばらくの大ヒットは、芦田宏直『シラバス論』(晶文社)だった。 芦田さんのフィールドである大学や専門学校のシラバス(カリキュラム)についての論述なのだが、これはぼくが関わる初等中等教育にもそのまま…